何を重視するかで選べるのが嬉しい、3種類のフロアコーティング
すてきなフローリングも生活を始めるとあっという間に傷つき、摩耗し、見すぼらしい感じになりかねません。木材ですから、そのような状態で使い続けると、いずれヒビ割れや表面材の剥がれなど取り返しのつかないことにも・・・。そのためフロアコーティングを利用してフローリングを保護しながら使用するのが最近の流れです。
ベルカーサでは特性が微妙に異なる3種類のフロアコーティングをラインアップしております。お客様には単身の方も3世帯の大家族の方もいます。フローリングもいろんな種類がありますし、新築未使用の床もあれば何十年もお住まいになっている家の床もあります。その状況によりベストなフロアコーティングは異なりますので1種類のフロアコーティングでは対応できないのです。
それに加え無視できないのが予算です。床保護効果の高いものほど基本的にはお値段も高くなります。ですが、生活スタイルや家族構成によっては必ずしも一番高いものを求めなくてもよい場合もあります。大切なマイホームに関することですから、全力でサポートしますので、ぜひ真剣にお選びください。
このような方にフロアコーティングはオススメ!
- 新築時の輝きをずっと守りたい
- 傷つく前にガードしたい
- 簡単にお手入れしたい
- ペットのために滑り防止したい
- 入居中住宅の床の汚れを取り除き、リフレッシュしたい
- ワックスがけは面倒だ
種類別フロアコーティングの特徴
フロアコーティングに使用するコーティング剤により、塗膜物性や光沢値などの特徴が異なります。ベルカーサでは、様々なフローリングやユーザー様にマッチするように3種類のフロアコーティングをラインナップしております。
フロアガラスSi
フロアガラスSiは無機系ガラスコーティングになります。そのいちばんの特長はフロアコーティングのなかで最も硬い塗膜を形成するということです。硬いということはそれだけ傷や摩耗が生じにくく長期間、透明感のある状態を維持することが期待できます。
これだけの硬度があるとフローリングの伸縮による剥がれや割れが懸念されるところですが、その点は技術的にクリアしております。
お子様の玩具でのいたずらやペットの粗相などが気になる方には、もっとも頼りになるフロアコーティングです。
フロアプロテクトAP
コーティング剤は通常、有機溶剤を含む油性塗料と水を基材にした水性塗料に分かれますが、フロアプロテクトAPは水に微量の炭化水素を配合した最新の環境配慮型コーティング剤を使用したフロアコーティングです。
UVコーティングやシリコンコーティングのような石油系の溶剤を使用したコーティングとは異なりシンナーのような揮発臭は一切しません。
フローリング専用に開発されたものですので床への密着度が良好で長期間に渡りフローリングを保護します。
艶が好みに応じて3種類から選べるのもインテリアコーディネートにこだわる方には嬉しいポイントです。
フロアガードPLUS
リーズナブルに安全性が高く、床保護効果に優れたフロアコーティングをお求めの方へおすすめです。上位のグレードとの比較では少し塗膜の摩耗や傷つきは生じやすいですが、あなどれない塗膜性能があります。単身者やご夫婦お二人での生活なら十分な性能ということもあり得ます。
メンテナンスを厭わないなら、定期的に(年に一度程)自分で水性ポリッシュを塗ることでコーティング塗膜の美しさを維持することも可能です。
比較表(各フロアコーティングと市販ワックスとの比較)
すべてのフロアコーティングは床保護効果、汚れ防止効果、長期の耐久性、美観の向上、滑り防止を目的としたものですが、それぞれのグレードにより性能差があります。
フロアコーティングは、求める性能や予算の他、フローリングの種類や状態も考慮して選ぶことになります、ご不明な点などは、気軽にお問い合わせください。
項目 | 市販 ワックス | フロア ガードPLUS | フロア プロテクトAP | フロア ガラスSi | 備考 |
光沢値 | △ | ◎ | ◎ | ◯ | フロアプロテクトAPは半艶や艶消しタイプもあります |
耐摩耗性 | × | △ | ◯ | ◎ | 家具による傷や摩耗に対する耐性です |
耐水性 | × | △ | ◯ | ◎ | 水に対する塗膜の耐性を試験した結果です |
耐薬品性 | × | △ | ◯ | ◎ | アルコールやアセトン等の薬品に対する耐性です |
耐汚染性 | × | △ | ◯ | ◎ | 醤油やソースが塗膜に染みこむかを試験 |
原状回復 | ◎ | ◯ | △ | × | 剥離施工による塗膜の完全除去に対する難易度です |
耐久年数 | 3ヶ月 | 5年 | 15年 | 20年 | 保証値ではなく目安とお考えください |