二度目のフロアコーティングを行う
東京都は東村山市の一戸建て住宅をフロアコーティングしてきました。新築で購入され10年近くお住いの住宅です。入居中ですので家具移動や新築時に施工されましたフロアコーティングの剥離(塗膜の除去作業)をともなうフロアコーティングです。
東村山市というと志村けんさんの出身地で有名な土地柄ですが、じつは有名芸能人を数多く輩出しているって知ったました?女優の中谷美紀さん、相田翔子さん、お笑いのネプチューン原田泰造さん、カラテカ矢部太郎さん、ユージさんは皆、東村山市出身の芸能人です。他にも私の知らない方が多数いらっしゃるようです。理由はよくわかりませんが、何となくテレビで見かける人の出身ときくと親近感がわきますね。
新築時のフロアコーティングを取り除く
そんな東村山市でのお仕事ですが、フロアコーティングしているフローリングということでお客様は、その点を懸念されていたようです。フロアコーティングしている場合は、まずフロアコーティングの種類を特定することが重要です。UVコーティングやシリコンコーティングのような油性コーティングの場合は剥離剤による除去ができません。一方、水性ウレタンコーティングなど水性コーティングの場合は剥離剤が効くことが多いです。
油性か水性のコーティングかで事前の処理が違ってくる
要は剥離可能なものかどうかでフロアコーティングする前の処理が違っってくるということです。種類が判明すればその対応はすぐにたてられますが、なんせ10年前のことですから大抵のお客様はうろ覚えのことが多いです。また名称がわかったとしても名称からフロアコーティングの種別が判断できないことも多くあります。
ということで今回も事前にご訪問の上、現地調査させていただきました。その結果、水性のコーティングということがわかりましたので剥離施工によるフロアコーティング塗膜の除去を行ない再度、水系ウレタンコーティングすることになりました。
水系のフロアコーティングとは
ここで、「水系」という言葉がでてきましたがこれは誤変換ではありません。当社のウレタンコーティングは水性といえば水性(広義でいうと)ですが水に一部有機溶剤を含めることにより、さらに樹脂濃度を上げたコーティング剤です。これは一般的な水性ウレタンコーティングとは異なり剥離剤があまり効きません。少しは溶解するのですが完全には溶けませんので剥離施工はやや困難です。その分、水系は水性よりも塗膜の強度が強く長持ちします。当社のラインアップでいうとフロアプロテクトAPが水系フロアコーティングです。
UVやシリコンなど油性コーティングの場合は
ちなみ油性系のフロアコーティングを剥がすための剥離剤に相当するものははありません。そのためUVやシリコンのコーティングは表面を洗浄して、場合によっては薄くサンドペーパーで擦ることで表面を整え、その上から塗るコーティング剤が密着するように処理します。
現在はどちらかというと油性のコーティングがその傷つきにくさやアルコールなどの溶剤への対応力から人気になっていますが、今回のお客様のように10年に一度程度、再コーティングしていくなら水性コーティングは最適です。
水系コーティングなら施工後すぐ普段の生活に戻れる
施工当日は台風の影響で終日雨でしたが夕方の3時前には塗り終わり4時過ぎには歩けるまでに硬化しました。全体をお客様と確認して問題箇所はありませんでしたので家具やテレビなどを元どおりに戻し完了となりました。臭いもほとんどなくこの後は通常の生活に戻れます。けっして翌日まで上を歩けないとかいうことはありません。
最近では新築時にフロアコーティングしたお客様の二度目のコーティングを多数承っております。二度目のフロアコーティングをご検討の方が、もしいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。
[foogallery id=”2974″]
画像をクリックすると拡大します。