最近のお客様はフローリングがあまりピカピカにならないほうがよいという方も少なくなりません。フロアコーティングの床保護効果などの性能はウェルカムでも、強い光沢感を放つのはちょっと勘弁ということです。
これはもっともな話で最近主流のシートフローリングはもともと控えめな艶感でどちらかというとマットな質感のものが多いです。床材にあわせてドアやドア枠などもカラーコーディネートされますのでフローリングだけがピカピカと輝くとちょっと違和感があるかもしれません。
そこで傷や汚れ防止効果の高さで人気のガラスコーティングの光沢感はどうかということを紹介したいと思います。
シートフローリングに施工したガラスコーティングの仕上がり感
当社が施工したフロアガラスSi(ガラスコーティング)の光沢感はどうかというと、冒頭の写真をご覧ください。
最近施工した新築マンションのガラスコーティング施工後です。床材は永大産業エコメッセージです。
もうひとつ別の現場の写真もご覧ください。こちらは永大産業ダイハードアート床材です。
人によって欠点にも長所にもなりますが、当社のフロアガラスSiは比較的控えめな光沢感です。よく言えば自然な艶感ということがいえます。
UVコーティングとは違った個性
フロアコーティングの種類でいうとUVコーティングやシリコンコーティングは一般的に光沢感が強く体育館のようにテカテカとします。それらに対してはセミグロス(半艶)といっていいような仕上がりになります。マット(艶消し)のようにまったく艶のない感じではなく木目がそれなりに(くっきりと明瞭に際立つのではなく)主張するかんじです。
ゴージャスな艶感を好む方にはマッチしないかもしれませんが、シートフローリングへの施工ではもともとの質感を維持したまま少し艶がのる感じで主観ですがとても良い雰囲気になります。
しかも、艶が控えめなほうがフローリングの擦り傷、汚れ、髪の毛、ホコリなどが目立ちにくいという利点もあります。むしろ扱いやすく多くの方にとって受け入れられる光沢感ではないでしょうか。