東京都中央区の新築マンションにお伺いしフローリングへガラスコーティングを施工しました。床材は永大産業のシートフローリングです。新築へ入居前の傷のない状態で施工するガラスコーティングは、その後、長く硬い塗膜が、家具などによる擦り傷を防止しますので、とても美観維持に役立ちます。
今回は、施工現場で複数の写真を撮ることができましたので、それをもとに、シートフローリングへのガラスコーティングを順を追って、簡潔に解説します。
なお、シートフローリングがメーカーやモデルによる差が極めて少ないため、永大産業の床材でない方も参考にしてください。

オレフィンシートに木目模様をプリントする日本の印刷会社の技術を導入した床材です。基材には加工木材(MDF)や集成材が複層に重なり、その上にオレフィンシートが接着されています。
シートの表面には、電子線照射(EBコート)により環境配慮型塗料が、クリア塗装として表層の強化のため施されます。
日本で発売される床材の85%はこのタイプとのことです。
当社は東京都全域で対応しています。詳しい料金相場は [フロアコーティング 東京]
ガラスコーティングの施工作業
施工の概要
- お客様の年代:40代
- 世帯構成:4名と犬2頭
- 施工範囲:約57㎡(3LDK)
- 床材種類:シートフローリング(永大産業アトムフィットGM)
- 施工内容:ガラスコーティング
- 参考料金:19万円
梅雨時というのに気持ち良く晴れ渡った一日でした。ガラスコーティングは空気中の湿気と反応して硬化乾燥します。あまり極端に湿度が高いと硬化不良の原因にもなりかねませんので、このような条件の日は安心して施工できます。
一般的に塗装に最適な条件は気温20度前後、湿度60%前後です。人が心地よいと感じる日はコーティングにとっても最適ということですね。もちろん多少この条件から外れていたとしても大きな問題はありません。塗料の希釈などを調整して施工するからです。
施工作業中に小さいけど目立つ傷をみつけましたので補修しました。

赤丸の中の白いポッチが傷です。貼りものですから表面が剥がれると中の白い素材が現れこんな小さな傷でも目立ちます。

こちらが傷補修後の写真です。余程よく見ないと判明できない程度まで手直しすることができました。フロアコーティングのビフォア/アフター画像をご覧ください。

↓下がガラスコーティング施工後の写真です。施工直後のため、まだテカリ感がありますが時間の経過とともに落ち着いた自然な艶感になります。

今回のお客様はミニチュアダックスを2頭飼っていらっしゃるということで、汚れに強いタイプのフロアコーティングを希望されました。そこでおすすめしたのがガラスコーティングのフロアガラスSiです。フロアコーティングのなかで、もっとも硬い塗膜は汚れの染み付きを許しません。傷や摩耗にも無機系塗料ならではの強度があります。
東京都中区に竣工された新築マンションは物件が素敵なだけではなく、築地や銀座へも散歩しながらいける素晴らしい立地にあります。これからもご家族とペットのワンちゃん達と快適に暮らしていただきたいと思います。
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