今日でようやく8月も終わりとなります。今年はほんとうに暑かった、と言いたいところですがまだ酷暑は現在進行系で進んでいます。少しはましになりましたけどね…。
コーティング施工もこの時期はやはり体力の消耗は著しいのですが、体調管理に気をつけて頑張っております。先日は千葉県は市川市本行徳に新築一戸建てを購入されたO様より施工の依頼をいただきました。
依頼の際、とくに興味を示されたのがガラスコーティングです。化学物質によるアレルギー症候群を心配されていたO様にとっては溶剤がアルコールベースのガラスコーティングを希望されるのは当然のことです。やはりUVウレタンコーティングのような石油系溶剤のコーティングはF☆☆☆☆などの認定を取得していたとしても若干の心配があります。建築基準法の定める試験ではホルムアルデヒドのみを対象としているからです。有害な化学物質は何十種類もありますがそれらは検査されていないのです。
ガラスコーティングの溶剤はアルコール(食品添加物)
溶剤がアルコールなら食品添加物ですからアルコールアレルギーでなければリスクは少ないはずです。実際のところ臭いなども石油系溶剤のコーティングと違いかなりおだやかなものです。石油系溶剤の場合は最近のように高温多湿な環境では目がチカチカするような感じすらするときがあります。ガラスコーティングは作業しているときは多少お酒のような臭いがしますが、コーティングが固まるとほぼ完全に無臭です。
もちろんガラスコーティングなら塗膜硬度もフロアコーティング中もっとも固く、傷や摩耗、汚れの染み付きを抑制してくれます。
下の写真は施工前の状態です。フローリングは突板フローリングです。
そしてこちらが施工後の状態です。まだ完全には硬化していませんので少しテカテカした光沢になっています。
ガラスコーティングは硬化乾燥するまでおおよそ塗布後12時間程かかります。12時間というと夕方施工を終えると翌日まで上を歩けないということですから、入居後では生活がありますので施工するのは難しいです。新築未入居のタイミングがチャンスですからマイホームを手に入れた方は是非ご検討ください。