東京都江戸川区の一之江に新築マンションを購入されたN様から当社のガラスコーティング「フロアガラスSi」のご注文をいただきました。

フローリングは凸版印刷の101レプリアというシートフローリングです。この床材は「耐擦傷性能、耐汚染性能、長耐久性能等、木質フロアとしてトップクラスの強靭性を実現しました」とメーカーが言うようにとても高性能なフローリングです。N様もその点で、ほんとうにフロアコーティングが必要かどうか、ずいぶんと検討されたとのことです。

もちろん、大手メーカーの高性能なフローリングですからすぐにダメになってしまうようなものはありません。しかしながら、出来るだけ長く良い状態で使用するにはフロアコーティングが役に立ちます。

施工の概要

  • お客様の年代:40代
  • 世帯構成:4名
  • 施工範囲:約50㎡(3LDK)
  • 床材種類:シートフローリング(凸版印刷・101レプリア)
  • 施工内容:ガラスコーティング
  • 参考料金:20万円

ガラスコーティングの施工事例

部屋の奥から手前にコーティングは塗布します

ガラスコーティングとUVコーティングの違い

ま当初はUVフロアコーティングにするかガラスコーティングにするかでも迷われました。この両者でいうと、より傷や摩耗、汚れがつきにくいのはガラスコーティングです。ただし、艶に関して言うとUVフロアコーティングのほうが、はるかに強い光沢感があります。逆にいうと、それほど強い光沢感を望まないならガラスコーティングがおすすめです。

もちろん性能だけではなく、床材との相性の部分。つまり塗膜と床材の密着性もとても大事です。簡単に剥がれてしまうようではいけません。その部分でもシートフローリングとガラスコーティングは相性のよい組み合わせです。
そもそもあまり密着性のよい素材ではないシートフローリングですが、ガラス塗膜は超高硬度でありながら薄膜なのです。厚い塗膜は無垢フローリングなど塗料を吸い込む多孔質な素材にはよいのですが、食いつきの弱いシートフローリングに使用すると、剥がれるリスクがあります。薄膜のガラスコーティングならシート表面の細かな凹凸にしっかりと食いつき剥がれません。

ガラスコーティングの仕上がりの光沢感はやや控えめです。個人的には自然な艶感で違和感が少なく、好ましい見た目と捉えています。汚れや擦り傷なども、光沢値が高いとやや気になることもありますが、控えめな光沢感ゆえ目立ちにくいというメリットもあります。(下に施工のビフォア・アフター画像を記載しますので参考にしてください。)

前川です

ガラスコーティングは、無機系塗料ならではの特性があり、JIS規格の鉛筆硬度(6H~9H)の硬さでで床を傷から守ります。安心なアルコール溶剤タイプなので、お子様やペットのいる世帯には最適です。

ビフォア[床材は凸版印刷101レプリア]

下の写真は、施工後2時間くらいです。時間の経過とともに、さらにテカリ感の少ない自然系の艶感になります。施工した次の日までは、放置(養生)してください。

アフター[ガラスコーティング施工後]

N様からは施工翌日に「丁寧な作業ありがとうございました!」とご連絡いただきました。これから長くガラスコーティングがご新居で活躍してくれれば幸いです。

どんなフロアコーティングをどの業者に依頼するか、というのはなかなか悩ましい問題です。当社では様々な施工ケースを本ブログにて紹介させていただくと同時にご相談も受けつけております。ぜひ、気軽にお問い合わせください!

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