千葉県は野田市に新築一戸建てを建てられたお客様よりフロアコーティングのご依頼をいただきました。
今回は新築住宅で人気のガラスコーティングやUVコーティングではなく水性タイプのコーティングを選択いただきました。その選択に至った理由とビフォア・アフター写真とともに施工の模様をお伝えしたいと思います。
なぜ水性ウレタンコーティングなのか
フロアコーティングの業界ではガラスコーティングもしくはUVフロアコーティングが最高峰とされているようです。お客様も当初はガラスコーティングのフロアガラスSiで検討されていました。
ガラスコーティングはあらゆるフロアコーティングのなかで最も塗膜硬度が高く、それゆえ傷、摩耗、汚れの染みつきを抑制する効果の高いものです。こちらを選択するのも全く間違いないのですが費用は高額なものとなります。とくに今回のように床面積の大きな住宅の場合はそれ相応に費用は上がります。
もちろんそれだけの価値はある高耐久のコーティングですが、今回の場合は住む方がお客様ご夫婦とその両親ということで大人だけです。
じつはフローリングを傷つけたり汚したりするのはお子様とペットのワンちゃんということが圧倒的に多いです。住まう方が大人だけと聞いてよりリーズナブルな水性ウレタンコーティングのフロアプロテクトAPについてご説明しお勧めしたところ「それがいい!」となりご決定いただきました。
なかには強度不足の塗料を使用しているフロアコーティングもありますが、高品質なものであれば塗料種類による床保護性能はさほど大きくはありません。
安いガラスコーティングやUVコーティングよりも水性ウレタンがいい
フロアコーティング業者のなかには値段で勝負しているところもあります。あくまでも一般論ですが高額なガラスコーティングやUVコーティングを安く施工したいがために、このようなディスカウント業者へ依頼するのなら水性ウレタンコーティングの選択もご検討ください。
大人だけのお住まいはもちろんのことお子様が小学校の高学年以上の場合などは水性ウレタンコーティングで十分なプロテクションが得られる可能性が高いです。
高品質な水性ウレタンコーティング
当社ではBonaという会社の塗料を使用しフロアプロテクトAPという名称で施工を請け負っています。Bonaについては何度か当ブログで取り上げていますのでここでは説明しませんが、かつてない塗膜強度のあるフロアコーティングです。(Bonaについて詳しくは”フロアコーティング塗料の紹介”をご覧ください。)
水性塗料を販売している塗料メーカーの多くは油性塗料もラインナップしています。そのようなケースでは傾向として油性が業者用で水性が一般消費者向けの製品となっています。
Bonaは水性塗料のみです。油性塗料はVOC(揮発性化学物質)を含みますから環境や健康に対してのリスクがあります。そのため塗料の無害化に取り組み、世界ではじめて水性塗料を開発したメーカーなのです。油性塗料でカバーできない一般消費者市場向けの製品ではなく、油性塗料と同等の性能をもつ安全な塗料として開発されたものなのです。
フロアコーティングの選択で迷ったなら
インターネットを検索したり業者から説明を受けるほど迷い何を信じていいのかわからなくなることがあるようです。なぜなら、ウェブサイトも業者もそれぞれの立場からしかものを言わないからです。率直にいうと自分の利益になるよう誘導しているのです。
真面目な人ほど混乱する傾向があるように思います。そのような方への「アドバイスは常識を働けせてください」というものです。フロアコーティング業界もそれなりに成熟していますし競争の激しい業界です。ある会社のコーティングが他社と比較して圧倒的に、たとえば2倍も3倍も長持ちするとか、傷がまったく付かないとか、ということはありません。もしそのようなコーティングがあればどこの会社も採用しています。また、価格が相場と比較して半額みたいな場合も疑ったほうがよいかもしれません。
当社でよければいつでもご相談にのりますので、もしフロアコーティングや依頼する業者の選択でお困りなら気軽にご連絡ください。