千葉県市川市に新築一戸建てを購入されたN様よりフロアコーティングと水周りコーティングのご依頼をいただきました。フローリングは代表的なシートフローリングの大建工業サンロードアート(ミューズホワイト)です。お客様からのレビューのほか、施工作業についても少し記述いたしました。ぜひ最後までご覧ください。

市川市N様の「お客様の声」を紹介。

以下、原文のまま紹介

大変キレイに仕上がっており感謝しております。
遅くまでありがとうございました。
妻もよろこぶと思います。

市川市N様

市川市お客様レビュー

フロアコーティング塗布作業

冒頭の写真はフロアコーティングの塗布作業風景です。フロアコーティング種類により塗り方も変わりますが水系ウレタンコーティングのフロアプロテクトAPの場合は写真のように柄の付いたフラットモップを使用します。

フロアプロテクトAPは現場で硬化剤と本剤を混ぜ合わせて塗布するタイプです。硬化剤を混入した直後から塗料の硬化は始まり5時間で使用不可となります。5時間というのは一般的な広さの住宅を塗り切るには十分なのですが、実際は塗布することにより空気に触れると硬化が促進されますのでモップ捌きにはある程度のペースが必要です。

もたもたとしていると、半乾きになった塗膜の上を塗り重ねることになり、最初の塗膜は中で剥がれてしまいます。これが塗膜のクモリなどといわれる原因です。塗料の硬化が湿気に反応して緩やかに進む油性塗料を使用したコーティングのほうが塗るのは気を使いません。

キッチンのコーティング

水周りのコーティングもご依頼いただきました。見た目が変わるわけではありませんが水周り特有の汚れが付きにくくなり、お手入れが簡単になります。

階段のコーティング

階段はこのようにマスキングして踏み板部分をコーティングします。ちょっと隙間が多いようにも見えますが、あまり施工面に食い込ませるとマスキングテープを剥がす時にコーティング塗膜を剥がすときがあるからです。

ドアストッパーのマスキング

ドアストッパーもコーティングが付着しないようマスキングします。マスキングテープは簡単に剥がれノリ残りが少ないテープですが、極稀に塗装したばかりの素材では塗装面を剥がす恐れがありますので最も粘着力の弱い壁クロス用のマスキングテープを使用しています。

施工へのこだわり

フロアコーティングの施工は特別な機材を使用するわけではありませんが、それなりに熟練と集中力、経験の必要な作業です。そして何よりお客様本位で考えられる人でないと職人としては使い物になりません。お客様の満足のため自己犠牲の払える人でないとダメなんです。見えないところで手を抜くのは簡単ですから。けれども手を抜くとどこかにそれは現れます。

今回、N様にはとてもご満足いただくことができました。それこそが職人冥利に尽きることです。新築への施工ですからこれからできるだけ長くフローリングの美観維持に役立ってほしいと願っています。

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