横浜市は磯子区に新築マンションを購入されたお客様よりフロアコーティングと水周りコーティングをご依頼いただきました。フローリングは大建工業のハピアフロア(バーチ柄)です。今回は同床材の特徴や実施したコーティング施工について写真とともに簡単に説明させていただきます。

シート床材の半艶フロアコーティング

ダイケン・ハピアフロアはリアルな銘木調がとても素敵なフローリング床材ですが、じつは表面素材にはオレフィンというプラスティックのシートが採用されています。最近ではこのようなタイプのフローリングが主流となっています。

ダイケンならではのじつに風合いの優れた床材で、とてもいまふうな感じがします。というのは表面の仕上げが「艶消し」になっているからです。艶が控え目なことでより天然木に近い質感に見せています。

施工前のハピアフロア・バーチ柄
大建工業ハピアフロア・バーチ柄(施工前)
フロアコーティング施工後
フロアコーティング施工後
今回はお客様のリクエストによりフロアプロテクトAP・セミグロスで仕上げました。セミグロスは半艶のコーティングですからもとの艶消し仕上げの落ち着いた風合いを保ったまま少しだけ艶を上げた感じです。これなら自然な光沢感が得られますし、汚れや擦り傷も目立ちませんので皆さまにもおススメです!
マスキング養生
巾木やドアストッパーはコーティング剤がつかないようにテープを貼ります。

ハピアフロアは見た目だけではなく傷や汚れもつきにくくなっているフローリングです。ただし、そうはいっても何十年も使用することになるものですから保護するに越したことはありません。とくにお子様が幼いうちなどはどうしてもイスの引きずりやおもちゃ等での悪戯により傷つくものです。

同じ子供2人の4人家族でも子供が中学生以上の場合と小学校低学年以下の場合とではフローリングにつく傷は倍以上違います。幼児のうちは這い這いしますので常に清潔にしておきたいということもあります。

キズ補修前
ちょっとした傷がありましたので補修することにしました。(蝶番の右、建具枠についた傷です)
キズ補修後
補修後、だいぶ目立たなくなりました。

新築時には新しい家具や電化製品の購入などいろいろと費用が嵩みますが、最初にフローリングもコーティングによるケアーをしておくことで長く良い状態を保つことができます。新築へ入居する前には、是非フロアコーティングをご検討ください。家財もなく、まだ傷や汚れのない状態での実施がもっとも少ない費用でフロアコーティングをできるチャンスでもあります。