東京都江戸川区は一之江に新築マンションを購入されたN様から当社のガラスコーティング「フロアガラスSi」のご注文をいただきました。
フローリングは凸版印刷の101レプリアというシートフローリングです。この床材は「耐擦傷性能、耐汚染性能、長耐久性能等、木質フロアとしてトップクラスの強靭性を実現しました」とメーカーが言うようにとても高性能なフローリングです。N様もその点でほんとうにフロアコーティングが必要かどうか悩まれたとのことです。
もちろん、大手メーカーのフローリングですからすぐにダメになってしまうようなものはありません。しかしながら出来るだけ長く良い状態で使用するにはフロアコーティングが役に立ちます。
奥から手前にガラスコーティングしています
傷や摩耗、汚れの染み付きが生じにくいのはガラスコーティング
また、当初はUVフロアコーティングにするかガラスコーティングにするかでも迷われました。この両者でいうと、より傷や摩耗、汚れがつきにくいのはガラスコーティングです。ただし、艶に関して言うとUVフロアコーティングのほうが、はるかに強い光沢感があります。逆にいうと、それほど強い光沢感を望まないならガラスコーティングがおすすめです。
もちろん性能だけではなく、床材との相性の部分。つまり塗膜と床材の密着性もとても大事です。簡単に剥がれてしまうようではいけません。その部分でもシートフローリングとガラスコーティングは相性のよい組み合わせです。そもそもあまり密着性のよい素材ではないシートフローリングですが、ガラス塗膜は超高硬度でありながら薄膜なのです。厚い塗膜は無垢フローリングなど塗料を吸い込む多孔質な素材にはよいのですが、食いつきの弱いシートフローリングにはやや剥がれるリスクがあります。薄膜のガラスコーティングならシート表面の細かな凹凸にしっかりと食いつき剥がれません。
ガラスコーティングの仕上がりの光沢感はやや控えめです。個人的には自然な艶感で違和感の少ない好ましい見た目と捉えています。汚れや擦り傷なども、光沢値が高いとやや気になることもありますが、控えめな光沢感ゆえ目立ちにくいというメリットもあります。(下に施工のビフォア・アフター画像を記載しますので参考にしてください。)
ビフォア(施工前のシートフローリング/凸版印刷101レプリア)
アフター(ガラスコーティング施工後)
N様からは施工翌日に「丁寧な作業ありがとうございました!」とご連絡いただきました。これから長くガラスコーティングが活躍してくれれば幸いです。
どんなフロアコーティングをどこの業者に依頼するか、というのはなかなか悩ましい問題です。当社では様々な施工ケースを本ブログにて紹介させていただくと同時にご相談も受けつけております。ぜひ、気軽にお問い合わせください!