埼玉県さいたま市は咲が丘に建てられた新築一戸建てをフロアコーティングしました。内容はフローリングのフロアガラスSi水周り(キッチン、洗面台、浴室)のコーティングです。

フローリングはスタンダードともいえる大建工業さんのサンロードアートです。カラーはミューズホワイトという白に近いベージュ色です。このような白色に近いカラーのフローリングでは塗膜があめ色に変化するようなコーティング剤は使用できませんがガラスコーティングならなんの問題もありません。

フロアガラスSi(ガラスコーティング)のビフォアアフター

こちらが施工前のリビングルームです。

リビングコーティング前

十分キレイですがちょっと艶感がほしいところではないでしょうか。また、このままだと特にお子様が幼いうちはどんどん傷や汚れが直接フローリングについてしまいます。

以下がガラスコーティング後の写真です。

リビングコーティング後

まだ完全には硬化乾燥していない状態ですのでテカリがありますが、このあと自然な艶感に収まります。ガラスコーティングは最新のフロアコーティングシステムです。常温ガラス塗料といって窓ガラスなどとおなじ成分である珪酸が主原料です。通常は高温の炉で溶かすものですが常温ガラス塗料では文字とおり常温で扱えるシリカ溶液として塗料に含まれています。

特徴はもちろん硬いことです。硬いので傷や汚れの染み込みを抑制するのです。とはいえフローリング材は撓みますので割れることのないように撓りへの追従性が備わるように設計されています。

こちらがキッチンの床です。床下収納はご覧のようにマスキングテープで覆います。

キッチンコーティング前

施工後の写真がこちらです。

キッチンコーティング後

キッチンはお住いのなかでも使用頻度が高くフローリングへの負担の大きい場所です。炊事をしますので水や油が床へはねたりします。ガラスコーティングをすると水や油はフローリングへ染み込むことなく塗膜がしっかりと受け止めます。そのためお掃除が簡単になります。またガラスコーティングなら強靱な塗膜により水や油、あるいは洗剤などにより塗膜が劣化することはほとんどありません。

今回は反省点も…

いつも細心の注意を払って施工するのですが今回はフローリングの一部に繊維のようなものを混入させてしましました。お客様より指摘いただいた翌々日にお時間をいただき直させていただきました。自戒の念もこめて異物混入したフローリングを以下に掲載させていただきます。

フロアコーティング異物混入

手直しの処理方法はサンドペーパーによる研磨になります。その後部分的に再塗装する感じです。このようなことは繰り返さないようスタッフ一同を集めあらためて注意喚起を促しました。お客様には大変ご迷惑をおかけしまして本当に申し訳ありませんでした。

通常は新築のガラスコーティングにおいては施工不良はほとんどありません。けっして扱いにくいコーティング剤ではないのです。ただし上記のような不注意だけは気を付けなくてななりません。

新築のお住いへのガラスコーティングに興味のある方は、ぜひご相談ください。今回のような事のないようしっかりと丁寧に施工させていただきます!