横浜市青葉区のK樣が購入された新築一戸建てにお伺いし、フロアコーティングを施工しました。フローリングは最近主流のシートフローリングで、銘柄は大建工業サンロードアート(ミルベージュ柄)です。
この記事では、誤解も多いシートフローリングのこと、職人ならではの施工テクニックについて、かんたんに説明します。
横浜市内なら当社のある横浜市都筑区から、どこへでも1時間はかかりません。最近はインターネットからのコーティングの依頼が多いため、コーティング現場も遠方になりがちですから、横浜市青葉区だと、気分的にすごくラクだったりまします。
こんなこと、言ってはいけないのかもしれませんが、横浜エリアなら忘れ物をしても取りに戻り帰ってきても、そこまで作業時間に影響はありません。滅多にはないことですが、いつも忘れ物がないか、確認してもなんか不安なのです。心配性なのか・・・。
施工概要
- お客様の年代:40代
- 世帯構成:4名
- 施工範囲:約72㎡(4LDK)
- 床材種類:シートフローリング(大建工業・サンロードアート)
- 施工内容:環境配慮型ウレタンコーティング
- 参考料金:20万円
シートフローリングとは
サンロードアートはシートフローリングという種類の床材です。表面が木材ではなくオレフィンというプラスティックの薄いシートへ木目などの模様が印刷されたものです。このようなタイプのフローリングをコーティングすることも慣れましたが、ややコーティング剤とフローリング素材の密着性が悪いため、いつも以上にムラなく均一にコーティングする必要があります。
シートフローリングの詳細、相性のよいフロアコーティングについてはこちら
コーティング剤は事前にサンロードアートのサンプル材を取り寄せ、密着性試験を行ない適合性は確認していますが、それでも塗り方がまずいと問題が起こることがあります。たとえば、部分的に塗りが厚かったりすると、その部分が剥がれやすかったりします。

実践から身につけたテクニック
フロアコーティングはもちろん事前の試験も大事ですが、実際は現場作業に成否はかかっています。上の写真はコーティングしているところですが、右側の白い部分は意図的にコーティング剤を余らせています。それにより折り返してきたときに液剤が中途半端に固まらないようにしています。
この日の横浜は気温30℃を超えていますので、コーティング剤は塗布すると、すぐに固まりはじめます。モップで部屋の隅から隅まで塗布し、折り返してくるときに先に塗布した部分と少し重なります。重なった部分で先に塗布したコーティング剤が半乾き状になっていると、重なり部分で、ムラが生じることがあります。上の写真では、職人は半乾きにならないように(濡れている状態を保ちたい)ため、液剤をにモップの右側に余らせながら施工しています。
より塗装ムラのない、均質な仕上がりを実現するための工夫です。
フロアコーティング施工に教科書はない
フロアコーティングの教科書なんてありませんから、このようなテクニックは職人が施工するなかで得とくしていくものです。そして弟子に継承されるのですね。
当社の熟練した職人たちが何気なくおこなっているテクニックのひとつを今回は紹介させていただいましたが、このようなテクニックは数えきれないほどあります。フローリングの種類や状態、気温、湿度など様々な要素がフロアコーティングには影響しますのでコーティング施工もワンパターンではダメなのです。
今回も、頼もしい熟練した職人たちのおかげでうまくコーティングすることができました。K樣からは他にも水周りコーティング、玄関タイルコーティングのご依頼もいただきました。
最後には写真撮影も協力いただき誠にありがとうございました!
青葉区のお客様の声

何社か見積りしたなかで御社の誠実そうな感じが決めてでお願いしました。素晴らしい出来栄えで喜んでおります。暑いなかありがとうございました。