ガラスコーティングは当社においては新築へのフロアコーティングとしては一番人気、とても評価の高いコーティングです。お客様の評価がとても高く、施工後の不具合なども極めて少ない本当に優等生なフロアコーティングです。
一般的にフロアコーティングのトラブルとしては「剥がれ」「塗りムラ・塗筋」「異物混入」などがありますが優秀な職人のお陰で今のところは発生しておりません。これからも、もちろんノートラブルを心がけて丹念に施工するつもりです。
上の写真はリビングルームの床をガラスコーティングしている職人の作業風景です。このようにスマホを一回り大きくしたくらいの大きさのハンディモップで塗布します。フローリングを一枚ずつ塗る感じです。
刷毛やローラーなどよりも均一に塗ることができるというのがハンディモップを使用する理由です。仕上がりの塗膜硬度が超硬度なガラスコーティングでは部分的に塗りが厚くなると不具合が生じやすくなるのです。
一見簡単そうに見えるかもしれないハンディモップの使用ですが、圧力の調整により塗り始めと終わりの塗膜の厚さが変わらないよう操作しています。フロアコーティングでは柄のついたモップを使用することも多いのですが(当社でも他コーティングでは使用します)、体力的には辛くてもよりきめ細かな調整の効くハンディモップを使用しています。
こちらはキッチンの床をガラスコーティングした施工後の写真です。まだ完全には乾いてしませんので、やや光沢感が強くでていますが、乾燥とともにより落ち着いた光沢感となります。
光沢感、塗膜強度をUVコーティングと比較すると
ガラスコーティングは油性ウレタン塗料を使用するUVフロアコーティングと比較すると色はより無色透明で、塗膜の厚さはやや薄めです。そのため光沢感はやや控えめですが、木目模様などは本来の色合いをより忠実に表現する感じになります。
対してUVフロアコーティングは塗膜厚さから、より強い光沢感があります。また、しいて言えばですが、やや黄色みをおびた色のため木目などがよりくっきりと明瞭に表現されます。
このように見た目ではやや控えめな艶で頼りなさげですが、床を守る効果は抜群です!最近では特に塗膜が固く床保護効果に優れたUVコーティング、シリコンコーティング、ガラスコーティングをハードコーティングと言ったりするそうです。ですがなかでも最も塗膜硬度が硬いのがガラスコーティングです。他のものよりも頭2つくらい飛び抜けて硬いのです。(JIS規格の鉛筆硬度試験による)
傷つけてしまいレスキューコールということが激減している(気がする)
新築フロアコーティングの場合は引越しのときや家具を組み立てるときなどに誤ってフロアコーティングに傷つけてしまったと報告を受けることがあります。そういったケースではアフターサービスで手直しにお伺いするのですが、ガラスコーティングではほとんどそのような報告がありません。
それほどガラスコーティング塗膜が強靱ということだと思います。(たまたまの可能性もありますが)いずれにせよガラスコーティングはお客様にとっても、当社にとっても頼りがいのある優等生だというとは間違いありません!