以前はフロアコーティングというと新築時に実施するものとの認識が強かったように感じます。ところが最近では購入した中古住宅や、入居中の住宅へのコーティングが当たり前のようになってきました。今回ご紹介するケースも中古住宅を購入し入居前に必要なリフォームを行ったお客様のフロアコーティング事例となります。

居住歴のある家のフローリングもコーティング可能です。

新築時はまだ傷も汚れもほとんどない状態ですし、家財も搬入される前ですから施工するタイミングとしては最適です。けれども、すでに居住歴のあるお家であっても施工は可能です。事前のクリーニングや家具家財の移動を伴いますが当社では、そのような条件であっても喜んで施工いたします!

張替えになる前にコーティングで保護する

居住歴がある場合は少なからず傷や汚れもありますので、少しでも状態を回復してフローリングを張り替えることなく長く使用するための問題可決策としての要望となります。今回の東京都江東区の物件もそのようなお客様の要望を受けてのフロアコーティング施工です。

中古で購入された一戸建ては壁紙やクッションフロアなど内装の大部分をリフォームされキレイな状態になっています。ところがフローリングに関しては予算的なこともありますが、何よりまだまだ使用に耐える状態です。とはいえ早々に消耗劣化してしまうとフローリングの張替え工事に多額の費用をかけざるえを得なくなります。そのようなところから判断して、まだ状態を保っているうちにフロアコーティングによる床保護効果を期待してのご依頼となったようです。

リビングのコーティング前

フロアコーティング施工前

リビングのコーティング後

フロアコーティング施工後/フロアプロテクトAP(セミグロス)

もちろん事前の清掃はしっかりと行います

今回の物件は写真でも確認できるように、かなりキレイにクリーニングされていました。しかしながらフロアコーティングを実施するにあたっては塗布されているワックスを除去しなくてはなりません。除去する方法は剥離クリーニングです。剥離剤というワックスを溶解させる洗剤を用い、パッドで擦り、ウェットバキュームという機械で吸い込みます。言葉いうと簡単なのですが木質製品であるフローリングはそもそも液体に弱いので細心の注意と手際の良さが求められます。

ワックス塗膜と一緒に積年の汚れも剥離剤により浮かび上がりますので剥離クリーニングを行うとフローリングが一段と明るくなります。この作業の後、さらに水拭きを数回行い、コーティング直前には除塵して塗布作業にはいります。

キッチン床コーティング前

キッチン床・フロアコーティング施工前

キッチン床コーティング後

キッチン床・フロアコーティング施工後

今回の住宅は築10年以上経っています。突板タイプのフローリングですから顕著ではありませんが木目に沿って「クラック」が生じていました。木の繊維が開いてくる症状のことです。コーティング剤を塗布したときに新築の床材よりも液剤が表面内部により多く吸い込まれます。そのぶん考慮して施工しないといけません。新築フロアコーティングとは異なり現場ごとの状況をしっかりと観察し把握した上でベストな対応をしなくてはいけないのです。

ちなみにクラックが生じているフローリングなど表面が多少でも荒れてきている場合はカバーリング力の高いフロアプロテクトAPが最適です。下地の状態が最適でなくともしっかりと密着し強靭な保護膜を形成します。