東京都は多摩市連光寺のマンションにお住まいのI様よりコーティングのご注文をいただきました。施工範囲はリビング・ダイニングルーム、キッチン、廊下になります。入居されている住宅ですから家財の移動と事前の汚れ落としをともなう施工となります。

冒頭の写真は手前半分が汚れ落としのための剥離剤を塗布して擦ったところです。古いワックス塗膜や汚れを溶解する作用があります。

多摩市I様の「お客様の声」を紹介させていただきます。

以下、原文のまま紹介

急ぎでお願いしたにも関わらず、日程調整から連絡も早く丁寧で助かりました。

作業も限られた時間の中でキレイに仕上げていただきありがとうございました!!

アフターケアや家具のケアも教えていただいたので、早速やってみたいと思います。

暑い中ありがとうございました。

東京都多摩市I様

お客様レビュー

コーティング前に行うプロの汚れ落としとは

フロアコーティングを美しく、なおかつ強固に床へ密着させ機能を発揮させるには事前の汚れ落としが重要です。そのための秘訣はたくさんあるのですが今回は剥離剤の選択について少しお話いたします。

フローリングにワックスが塗られている場合、私たちは剥離剤を使用します。ワックス塗膜を溶解させ取り除くための特殊な薬品です。最近ではホームセンターなどで一般の方でも簡単に購入することはできます。ところが、フローリングを傷めずに効率よくワックス塗膜や汚れを取り除くのは、それなりの経験やスキルを必要とします。剥離剤にも効き目がおだやかで床に優しいものもあれば、効き目が強力だけれども床への負担の大きいものもあります。

先ず大切なことは剥離剤の正しい選択

基本的にはワックスの塗り重なり具合で選択します。何層にも重なった分厚いワックス膜の場合は強力なもの、一度塗らられただけの薄いワックス膜ならおだやかなもの、といった具合です。しかしながら、このような単純な選択方法が当てはまらないケースもあります。なぜなら、ワックスの種類や塗り方、床材の種類により分厚いけれども簡単に剥がれるワックス膜もあれば、その逆の薄いけれど剥がれにくいものもあるからです。

フローリングの種類によっても剥離剤の選択は左右されます。剥離作業に時間をかけすぎると不具合の発生するリスクの高いものもあるからです。このようなケースでは作業時間短縮のためより強力な剥離剤を使用したほうが上手くいくことが多いです。

コーティングのプロなら、いろんな要素を加味して剥離剤の種類や作業の進め方を判断していかなくてはいけません。もちろん手際の良さ、複数の職人が連携して無駄なく、無理なく作業にあたることも大事です。

今回は効き目が比較的おだやかな粘度のある中性剥離剤を使用しました。冒頭の写真で白くなっているのは剥離剤がワックス塗膜に浸透して反応しているからです。粘度がありますからフローリングの隙間から側部や底面に染み込むことがありません。

ご出産前の念願が叶う

じつは今月出産予定のI様は、その前にどうしてもフローリングをキレイにしてコーティングしておきたかったとのことです。なんとか日程も調整できました。そして何よりよい仕事ができてよかったです。I様このたびはお世話になり本当にありがとうございました!

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