埼玉県は草加市に新築一戸建て住宅を購入されたT様よりフロアコーティングの依頼を受けました。フローリングは大建工業のルームアート、カラーはミューズホワイトです。
フローリング材の特徴は
ちなみに大建工業さんは国内フローリング床材販売におけるシェアがナンバーワンのメーカーです。おおよそ3割近いシェアを占めます。次点が永大産業さん、そしてパナソニックさんが続きます。
確かに私達の実感としても大建工業さんのフローリングにはよくあたります。「どういった特徴があるのですか?」と聞かれると、どこのメーカーも競争するなかで互いに影響されていますので、この部分が他社と明らかに違うということはありません。けれども私の印象としてはカラーリングが美しいイメージがあります。
今回施工させていただいたミューズホワイトなど一般的なベージュ色よりもだいぶホワイトよりの色は非常にお部屋を軽やかに感じさせ柔らかい印象をもたらします。他のメーカーでも似たような色合いのフローリングはありますが、大建工業さんが最も早く市場に流通させたのではないかと思います。
実際のフロアコーティング施工例
施工前と施工後を比較すると艶感がかなり違いますね。塗布したのは当社独自のフロアコーティング「フロアガラスSi」です。いわゆるガラスコーティングに分類されるもので超高硬度な塗膜が特徴です。光沢値は塗膜の厚みに影響されるのですがフロアガラスSiの塗膜は比較的薄いためテカテカな艶ではありません。
下の写真はキッチンの施工前/施工後になります。
艶感の違いなど印象は上のリビングと同じですね。白状すると、ときどき当ブログでは都合によりまだ完全に乾ききっていない状態の写真を掲載しますが(誠に申し訳ありません、必ずその事実は告知するようにしています。)今回の施工後写真はコーティングした翌日の写真ですから乾いている状態です。
ちなみに乾いていないと濡れたような艶感になり実際の仕上がり感とかけ離れてしまいます。
天然木ではない床材にも有効なガラスコーティング
ルームアートというモデルの床材はシートフローリングといって表面に天然の木ではなくオレフィンシートを採用しています。不燃性プラスティックのシートに模様をプリントしているのです。とてもそうは見えませんよね。あるいは見えたとしてもこれはこれで素晴らしくクリーンで美しい床材だと思います。
この状態をなるべく長く維持するにはガラスコーティングはとても有効ですので、同様のフローリングが張られたお住まいの方はぜひご検討ください。