東京都西東京市に新築一戸建てを購入されたK様よりフロアコーティングの依頼を受けました。とても爽やかで素敵なご夫妻です。

最初のコンタクトはお問い合わせフォームからでした。お見積り依頼をいただいたのですが「西東京市は営業エリアに記載がなかったのですが施工可能ですか?」とご心配されたようです。大変申し訳ないことをしました。記入ミスにより、たまたま漏れていたようです。その後、直ちに無料営業エリアに加えさせていただきました。

今回は、ガラスコーティングの施工でしたので、塗料の特性をからめて事例を紹介させていただきます。

当社は東京都全域で対応しています。詳しい料金相場は フロアコーティング 東京

新築のガラスコーティング事例

施工の概要

  • お客様の年代:30代
  • 世帯構成:3名
  • 施工範囲:約69㎡(4LDK)
  • 床材種類:シートフローリング
  • 施工内容:ガラスコーティング
  • 参考料金:22万円

今回ご注文いただいたのはガラスコーティングのフロアガラスSiです。常温ガラス塗料というちょっと特殊なコーティング剤を使用するフロアコーティングです。
主成分はアルコキシシランをいうシリカ化合物のため無機系塗料に分類されます。油性ウレタン(主にUVコーティングで使用される塗料)やシリコンコーティングなど、大半の塗料は有機塗料です。

特徴はJIS規格の鉛筆硬度(6H~9H)という非常に硬い塗膜を形成することです。また、無機成分が主体ですから、他の物質に侵されず劣化しにくいことです。つまり、傷つきや摩耗に強く、有機塗料にありがちな黄変などの変質がないのです。

塗膜自体は薄めでUVコーティングのような強い光沢感がでないのは人によってはデメリットかもしれません。ただし、フローリングを傷や摩耗、汚れから保護して長く良い状態を保つという機能を求める方には、まさにピッタリなフロアコーティングです。

関連記事
ガラスコーティング施工途中

施工の途中です。右の艶やかな部分まで塗布しています。このようにフローリングのピース一枚ずつコーティングします。

塗布作業の前には徹底した清掃を行います。一見キレイに見える床も私たちが洗うと意外と汚れていたということもよくあります。床表面に油分や、あるいは新築時の仕上げ清掃時に使用した洗剤などが残留していると塗膜の密着に影響がでることがあるのです。

私たちの標準的な事前清掃(下地調整)は以下の通りです。

  1. 掃除機がけ
  2. 洗剤とパッドで擦り洗い
  3. 水拭き
  4. ウェットバキュームで水分を吸引
  5. 乾燥後にアルコールで脱脂・除菌
  6. 掃除機がけ(2度目)
  7. コーティング直前の粘着ローラー

一見キレイに見える新築のフローリングでも、本工事の際は大勢の人が出入りしています。皮脂類や床材を張るときにはみ出た接着剤(通常、溶剤で拭き取られますが、微量の成分が残っています)は、放っておくと、後から目立ってくることが少なくありません。事前の清掃はとても需要です。

ガラスコーティングは施工完了後、半日程は硬化乾燥のため上を歩くことができません。施工の翌日以降の入室となります。

西東京市エリアからの依頼もお待ちしております

西東京市は施工実績としてブログに登場するのは始めてですが、(これもK様に指摘いただいて気づきました…)すでに何件も施工の実績があります。

旧田無と旧保谷市が合併して誕生した西東京市は21世紀最初の新設合併都市だそうです。都心までの利便性がよく、武蔵野の田園風景のおもかげを残したいかにも住みやすそうな土地がらです。人口も増加している都市ですから今後ますます出張する機会がありそうです。

今回は天気もよく気持ち良く作業することができ、仕上がりも文句のつけようのないものとなりました。K様ご夫妻にはこれからご新居で沢山の幸せを享受いただきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました!

このほかの施工事例もございます。東京都のお客様の声一覧はこちら