無垢床材のフロアコーティング施工事例です。
数年前に中古で購入された一戸建て住宅ですが、残念なことに、あちらこちらに白い斑点のようなシミがあります。これは無垢フローリングでよくある、水滴が浸み込むことによる現象です。
施工概要
| 地域 | 東京都杉並区 |
| 物件 | 一戸建て(築12年) |
| お客様 | 40代・4人家族 |
| 床材 | 無垢フローリング |
| 範囲 | LDK・廊下2か所・洋室1部屋(約48㎡) |
| コーティング種類 | フロアプロテクトAP(環境配慮型) |
| 施工日数 | 2日 |
施工の動機
無垢のフローリングに生じる白い斑点(水シミ跡)がとにかく気になる。業者のすすめでカラーワックスを塗布したが効果がなかった。
選ばれたコーティングと理由
フロアプロテクトAPをお奨めして、選択されました。。
- 吸水性の高い床にも、下塗りから順に重ねていくことで強固な塗膜を形成できる。
- 豊富な艶消しバリエーション(シルクマット・マット・EXマット・ナチュラル)により、無垢の風合いを損なわずに質感を高めることができる。
- 在宅の施工でも気にならない臭いとVOC(揮発性有機化合物)。
施工作業
家具移動を伴う入居中の施工のため、2日間で工程を組みました。
初日にシミ取りクリーニングと下塗り、2日前に仕上げ塗り。
表面処理が施されていない無垢床材の場合、塗料を塗布することで木繊維が起き上がる「毛羽立ち」が生じますので途中に研磨作業も行っています。
仕上りはマットな質感で、水が浸透しない塗膜になりました。
施工の解説・ビフォアアフター写真
購入時にクロス張替えなど一部リフォームを実施されたそうですが、こちらは既存のフローリングです。
リフォーム業者に相談したりして、ご自分でカラーワックスを塗布したりもしてみたようですが、改善しません。
「何とかならないかなと」数年間モヤモヤと悩まれていたようです。そんな折に、インターネットを検索すると偶然に当社のホームページに遭遇し、この会社ならもしかしたら直せるのではないかということでお問合せをいただいた次第です。


無垢フローリングならではの特性
無垢のフローリングを使用しているご家庭なら、よくこのような白い斑点状のシミを目にしたことがあると思います。
これが何なのかというと、水が床材に吸い込まれた跡なんです。
水が乾いた後に白くなる理由は表面に塗布されたワックスやオイルが溶けるからです。
エマルジョン化といったりしますが、固形になっているワックスやオイルが水分を得て液状に戻ろうとする現象です。
一般的な複層のフローリングでもワックスが塗布されている場合には起こることがあります。
表面に造膜塗装していない無垢フローリングでは、たくさん水を吸い込みますので被害が大きくなりがちです。


造膜することで水の吸収を阻止します
造膜とは塗膜を形成する塗料を塗ることです。(塗膜仕上げともいいます。)造膜することで水が浸み込まなくなります。
無垢フローリングの場合は木肌の質感が損なわれるということで、造膜塗料ではなく植物性オイルなどの「含侵塗料」が使用されるとも多いです。
含浸塗料は文字通り素材に浸透して、乾燥や湿気からフローリングを保護するものですが、塗膜のように内と外を隔てるバリアーがあるわけではありませんので保護効果は限定的です。


当社コメント
今回の施工ではシミ落としに加え、シミが生じにくくなるコーティングを実施します。
ポイントはムラなくシミをキレイに除去することと、塗膜性のコーティングを使用して無垢材の表面に強固な塗膜を形成することです。
本ケースでは上述しましたようにカラーワックスを塗られています。顔料は剥離剤と水で溶解しますが、濃淡を残さずすっきりとクリーニングするのは労力とスキルを要します。
無垢材は吸水性が高いのでコーティングにおいては下塗りによる下地調整が必須です。
工期は2日間かかり、お客様にはやや作業中ご不便をおかけしましたが、無事完了しました。
お客様レビュー
施工後にご利用いただきましたお客様から、下記のようなお声をいただきました。喜んでいただき本当によかったです。ありがとうございました。
「丁寧に仕上げてくださりありがとうございました!!まだらな床が見違えるように綺麗になって、本当にお願いして良かったと思っています。また次もぜひお願いしたいと思っています。
無垢床のフロアコーティングをご検討の方へ
無垢床のフロアコーティングは単に塗料を塗るだけではなく、床の状態を見ながら作業する必要があります。当社では豊富な実績に基づいた経験や技術により、多数のお客様から高評価を得ています。無垢フローリングのメンテナンスにお困りの方は、ぜひ気軽にご相談ください。

