横浜市港北区でフロアコーティングの施工をしましたので、写真とともに紹介します。今から3年前に新築で購入された一戸建ては、まだ新築のようですが、家具を移動しながらの施工作業となります。
この記事では、その家具移動、艶、傷補修にフォーカスしながら進めます。
家具移動しながらの施工
以前と比べ和室のない住宅が増えました。和室は一般的にあまりものを置かないということもあり、フロアコーティング施工の際に一時的に家具家財を移動するスペースとしてとても助かりました。
築3年の住宅ですから、やはり和室はなくて、家具は部屋内で左右に移動しながらの施工となります。右左に動かしますから「スウィング施工」と言います。(私が名づけました)
6帖以下の洋室でベッドやデスクがあると、かなり床全体に占める割合が大きいので、場合によってはベッドを立てかけるということをする必要があります。今回の施工はリビングと廊下なので、そこまでは大変ではなかったです。
艶感による傷の目立ち方

フロアコーティングは昔は艶があってピカピカしているのが喜ばれましたが、現在では半艶程度のほどよい光沢が好まれるようです。
じつは艶は、艶消しのほうが擦り傷が目立たないです。「目立たないだけで、傷つくのは変わりないのでしょう」と思われるかもしれませんが、実際はかなり違います。
光源の問題
光沢感が強いと自然光や照明があたると、塗膜上の触れても感じられないくらいの擦り傷でも視認できてしまいます。艶消し系(半艶や艶消し)だと光が乱反射しますから、このような現象はおきないです。
好みの艶感
好みの艶感は主観的なものですから、あれこれ言うのもなんですが、こだわりがなければ「半艶」が私の推しです。自然な光沢感があり、いろんなカラーにマッチします。「艶消し」だと床材種類にもよりますが、ダークカラーの床でやや艶消し成分によるムラが生じることがあります。
シートフローリングへの艶消し系フロアコーティング
現在のシートフローリングは艶消し仕上げになっています。ふつうに艶ありをコーティングしても半艶以下です。仕上がりの艶感が控えめなガラスコーティングなら、あえて艶消しにしなくてもよいかもしれません。

傷補修


傷補修は当社の場合は、たいてい無料サービスです。ただし、コーティングの施工をしながらですから数量限定で、多くても5か所程度でかんべんしてもらってます。たくさん傷があって、全て直したい場合はリペア専門業者に後日依頼していただくという手があります。
リペアは専門業者を比較するとやや完成度が低いものの、その上からコーティングするという前提なら、十分に通用するレベルだと思います。
家具移動、艶(光沢)、傷補修について簡単にいつもやっていることを紹介させていただく事例となりました。フロアコーティングに興味のある方は、見積りをご依頼ください。基本メールでのやり取りとなり、電話での営業は一切ありません。