川崎市中原区の新築マンションをフロアコーティングさせていただきました。今回はそのコーティング施工現場からレポートになります。私たちが普段どんな感じで作業しているのか解説を交えながら紹介させていただきますので、ぜひ続きをご覧ください。
新築マンションを半艶でフロアコーティング
大通りから一本隔てた住宅地に建てられたマンションはこぢんまりとした雰囲気。内装は白に近いベージュのフローリングに建具もそれにあわせた白木のような模様です。
そしてなによりオシャレ度が高いのは壁クロスです。格子状に細かい柄のある少し厚みのある壁紙が貼られています。そんな素敵な室内空間をもつ新築のマンションを購入したのは都内でコンピューター関連の仕事をされているI様です。
今回のご注文内容は以下のとおりです。
- フロアコーティング種類:水系ウレタンコーティング/セミグロス(半艶)
- 下地処理:剥離施工
- 施工範囲:フローリング床全面
- 床材種類:突板フローリング
- 床材の色:ベージュ色
- 建物種別:新築マンション未入居
セミグロス(半艶)のフロアコーティング
今回のご注文のフロアコーティングは水系ウレタンコーティングのフロアプロテクトAPです。そして艶は半艶タイプのセミグロスを選ばれました。
あえて艶感を抑えたタイプのなかでも完全に艶消ししたマットとは異なり、自然な光沢感のあるタイプです。
新しいマンションの室内をみるとI様がその気持がよくわかります。あまりテカテカだと、ちょっと落ち着いた雰囲気にそぐわないと感じるかもしれません。
3LDKの新築マンションはすべての部屋がフローリングの床になっています。フローリングの種類は最近ではめずらしい突板フローリングです。
床のコーティングはまず始めに塗ってはいけないところを、しっかりとマスキングテープで覆うことからはじまります。
巾木にコーティング剤がつかないよう、すべてマスキングします。
ドアストッパーもこのように、丁寧にマスキングします。
そしてフローリングについている新築サービスワックス(入居前に施工会社がおこなうワックス)を剥離剤で取り除く作業。
剥離作業後はしっかりと水拭き、そしてアルコール拭きで事前清掃は完了です。フローリングを必要以上に長く水にさらすと不具合の原因にもなりかねません。
手際のよさが求められます。しばらく風を通してフローリングを乾かしたら、ようやくコーティングする作業にはいります。
コーティング施工前の写真です。
セミグロスでコーティング施工した後の写真です。(申し訳ありません、写真ちょっとわかりづらいですね。)
この事前の清掃がフロアコーティングではとても大事なのです。見えなくても油膜のようなものが付着しているとフロアコーティングが密着しないなんてこともあり得ます。
もともときれいな新築のフローリングをことさら入念にクリーニングするのはそんなわけです。今回も丁寧にしっかりと事前清掃しましたので、写真ではわかりづらいですが、とてもキレイに仕上がりI様にもご満足いただくことができました。
川崎市は当社のある横浜市に隣接したエリアです、もちろん出張費はかかりません。フローリングを美しく維持したいと思う方は、ぜひご相談ください。